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嵐の前の大学経営

小学生から大学生まで学級崩壊が叫ばれている。そして小学生から大学生まで学力低下が問題になっている。

国家存続にとって教育はもっとも大事なものかも知れない。

図書館でSAPIOを見た。昨年から国立大学の教職員は非公務員になったらしい。そして国立大学も採算性という重荷を背負っているという現状。2007年には数字の上では全員入学、つまり総合定員数と進学希望者数が一致するらしい。いよいよ予備校の息の根もとまりそうなところまで来た。さらにその先、大学の3分の1程度は倒産するだろう。山口の萩国際大学はその一例に過ぎない。

もう30年ほど前から言われてきたが、オーバードクターはどうするのか。近年は就職できないのでマスターやドクターに居残る学生も増えている。ポストがどんどん減少している中で、彼らの未来は先細るばかりだ。10数年まえなら、予備校や塾という受け皿もあったが、今はもうない。企業で研究職に就けるのはごくごく一握りの極めて優秀な理系の学生だけだろう。残った人材に受け皿はあるのか?
・・・・・

緑風さんを紹介したことのある昔からの知り合いのY教授ご夫妻に昨年の夏久々にお会いした。夕食をご馳走になった。
ここは中ノ島のロイヤルホテルに出店している店の直営だ、ということだった。ロイヤルホテルに行かなくても、ここで同じコースを食べられる。ただ、驚くべきは、大阪の国立大学のキャンパス内、がその(ここ)だったことだ。大学側の企業努力の一端を見た思いがした。いっそのことキャンパス内にホテルそのものを誘致するほうが採算はとりやすいのではないか。
レストランは「結構利益を出している」ということだった。
「学生がくるのですか?」
「いや、大学関係者の交流が結構あるので、そういう人たちと、近所の人が外部から、このレストランに食事に来る」とのこと。このようなレストランは、何も(ここ)に限った事ではない。そしてほかには社会人のためのコース、シニアのためのコース、そしてロースクールのような専門化したコースなど、国公立私立を問わず、どんどん企画され実行されている。
教育産業はDOG-EAT-DOG、海外から経営コンサルタントを招いて、これからもっと、生きるか死ぬかの競争が始まることだろう。
受験競争は入る側の競争だったが、今度は受け入れる側の競争が始まる。

20数年前から予備校や塾では、各教室に監視カメラを設置して、教師が生徒の機嫌を損ねるような言動をしないかチェックが入っていた。そしてそれは厳重注意の対象になった。
学生がお客様になり、大学が企業になれば、そこはもう教育の場ではなくなる。
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「Ce n'est rien」par Julien Clerc & Pascal OBISPO
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駅前の商店街から客足が遠のいて久しい。数年前から少しづつ変化が見え始めた。なくなった店の跡に出来たのが、まずケータイ屋。乱立と言っていいほどかたまっている。次は薬屋だ。これでもかと言うくらいに次々と近隣に出来ていく。駅前はすっかり変わった。最近の新店舗は全部不動産屋だ。駅前だけで5店舗も出来た。
6,7年前に多かったのは、美容院、寿司屋、そして歯科医院、毎月のように新しく出来ていた。おそらくどの街でも同じではなかったか。
・・・

最近書店に行って驚いたのは、ネット株取引の解説本がやたらに出回っていることだ。日経平均の回復と連動しているのだろう。ネットを使った素人の参加者が底を押し上げているのだろう。
株式市場でも大きな参加者層の変換時期、新しいPhaseに入ったのだと思う。バブルのころ証券会社に日参していた人たちはネットに縁がないのでもう、新しい人たちとは太刀打ち出来ないだろう。ソフトがあれば、テクニカル分析も売買も一瞬だ。この世界はこれからもっと変革するだろう。
・・・

ブラジル、ロシア、インド、中国をまとめてBRICs(ブリックス)と言う。今後大きな経済成長を遂げると見られる国々のことだ。以前ニックスと言って、新興アジア諸国が注目を浴びた時代もあった筈なのに。
2030年頃には、国土、資源、労働力を持つこれらの大国に、日本人が出稼ぎに行っているかもしれない。
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   Mrianne Oswald 「Evidement bien sur」

代表取締役

今までそのほかの日々に何度か登場したSKの噂を聞いた。SKとは4,5年会っていない。SKの言っている言葉に正確さがなくなり、目つきがおかしくなり、話の内容にショックを受けることが多くなったからだ。その頃SKはまだ元気に会社を経営していた。人脈と人望を持っていたから仕事は回っていたのだろう。この人はどうなったんだろうと、いつも深いショックを受けていたが、それは私の過剰反応だと思っていた。

会うとSKは仕事のアイデアを話すのだが、それは中学生が考えてもおかしいと思えるものだった。
「Tシャツにコカコーラのマークをつけて、1000円で売る。凄いアイデアだろう」
「ああ、タイアップして、コカコーラに制作費を負担してもらうの?」
「いいや、コカコーラの商標を少しお金を払って使わせてもらう」
「そのタダのようなTシャツを、どうやって1000円で売るの?」
「売れないと思う?」

「従業員に社会保険を掛けなければ、会社の出費が減る。高齢者を形式的に雇ったことにすれば、国から補助金が出る」???!!!

「資金繰りの凄い方法を考えた」「どんな」
「年賀状を500枚書いてる。その一人一人に10000円づつ出してもらえば500万集まる」「事業ビジョンもないのに、知り合いだというだけで、誰も10000円も出資しないでしょう」「10000円くらいなら、僕個人に投資してくれるでしょう、みんな」「その500万円で何をするの?」「それは後から考える」

笑ってはいけない。もうそのとき少し壊れ始めていたのだろう。会っても不快になるだけなので、次第に会わなくなっていった。

2年位してSKが倒れたという噂を聞いた。病院に駆け込んだら即手術。ペースメーカーを入れたらしい。ペースメーカーを入れると身体障害者手帳が与えられるらしい。驚いた。病気ひとつしたことのないSKが。

その1年後に倒産したという噂を聞いた。逃げている、ということだった。あれでは、従業員は誰一人ついて来ないだろう。

さらに1年後離婚して生活保護を受けているという噂を聞いた。

そして3日前、電車の中で偶然SKに会ったという共通の知り合いから電話があった。
「もうすっかり顔の相が変わっていて誰だかわからなかった。不気味だった。向こうから話しかけてきた」

たった3年間でこれだけの不幸が重なると、誰でも顔の相が変わるだろう。SKがこの不幸を回避する方法はなかったのだろうか?おかしいと思い始めた7,8年前に何らかの手を打てば、違う道を歩めたのだろうか。
バブル崩壊後の縮小経済の波をまともに受けて、時代に対応しきれなくなった多くの日本の小企業の一人の代表取締役の、典型的な姿なのだろうか?

昔々愛嬌たっぷりな顔で、ギャグを連発し、いつも笑っていたSKはもういない。
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Avec Le Temps」 par Isabelle Boulay

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