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老化&要介護

生と死については昔から散々考えてきたが、老化について考えたことがない。
近所の人の家にいって、役所からランダムで届いたと言うアンケートを見せてもらって驚いた。それは老化というより介護に関するアンケートのようだった。
Q.一人で買い物ができますか?
Q.自分で食事の用意をしていますか?
Q.食事は自分で食べられますか?
Q.自分で入浴ができますか?
Q.自分で洗顔や歯磨きができますか?
などと続く。老化とは介護とは、こういう状態になることなのか!今まで何故考えたことも無かったのだろう。
Q.自分で請求書の支払いができますか?
Q.自分で着替えができますか?
などもある。はっきり言って一人暮らしができなくなること、人の手を借りなければ生活できなくなること、それが老化だと、何故今まで考えたことがなかったのだろうか?
まだ若かったからか?それよりも、祖母や母を見てきて最後に倒れて入院するまで、二人とも自分のことが自分でできた、外出もできたし買い物もできた、洗濯もできたしご飯も炊けた。だからなのだ。介護を受けている人を実際身近に見てこなかったから、他人事だったのだろう。
今は他人事でも、この先長生きすると誰でもいつかは、ベッドから起き上がることさえできなくなる。歩くことも覚束無くなる。80歳90歳と遠い遠い先々のことかもしれないし、もっともっと近いことかもしれない。イヤー参った。
昔Parisに住んでいたころ、25歳の女の子が「老後のことを考えなければならないから、日本に帰る」と言って帰国した。馬鹿じゃないかと思ったが、老後のことをいつから考えるかは人それぞれ。昔TOと言う人にプロポーズされたとき、そのあまりの人生計画の緻密さに「うんざり」した記憶がある。何年後に家を建てて、何年後に子供を結婚させて、何年後に定年を迎えて、そのとき年金がいくらで貯金がいくらで、それで思わず「こんな筋書きのわかりきったような、面白くも無い人生は生きたくない!」と叫んでしまった。まともな男は就職が決まると、だいたい人生設計もある程度考えるようだ。昔の一流企業は安定していて、終身雇用、年功序列もあり、先々が見通せたことも確かだ。女はそういうことは考えない。(←それはお前だけだって?たいていの女もそれくらいは考えるって?)ひょっとしたらそうかもしれない。TOのことは今まで書かなかったような気もするがTOは付き合ってすぐにお姉さんの家族に、そしてお兄さんの家族に私を紹介した。私は当時何故彼が兄や姉の家に私を案内するのか、その意味など考えたことも無かった。だから詳細な人生プランを見せられてプロポーズされたとき、本当に吃驚した。そして「この人はなんとつまらないことを考えながら生きているのだろう」と不思議にさえ思った。まあ今から思うと彼の生き方が正解なのだろう。だから彼なら、いつ要介護になってもなんの心配も無いはずだ。でも、それがそんなに意味のあることなのだろうか?
問題はいつ要介護になるかにかかってくる。そしてそれは誰にもわからない。それでいてすべての人にその時は必ずやって来る。偶然に目にした役所のアンケート、その紙で顔を正面から叩かれたような気がする。今まで気楽に生きてきたことのつけ、たまりにたまった飲み屋の借金をいきなり催促されたような、衝撃だ。

医者で詩人の瀬崎祐が昔仲間内の回覧板に「皆さんの死に方の分類」と言うのを勝手に書き込んでいた。餓死・自殺・野垂れ死にの3種類があり、私はよく覚えていないが「野垂れ死に」に分類されていたように思う。若いころに詩などに現を抜かしている人間には、要介護や大往生よりも、その3種類のどれかが最もふさわしいような気がする。問題はそのいずれにせよ、引き寄せて受け止めるには相当の覚悟が必要だと言うことだ。

追記:この入稿は、多くの方に全く理解されないような気がする。私が日本人でありながらシャンソン・ファンなのは、この入稿と関連があるかもしれない。シャンソンには以下のような曲がある。日本のシャンソンファンに理解されているとは思えない。それが証拠に、日本人シャンソン歌手はほとんど歌わない。共感ができないから、あるいは内容が全く理解できないのだろう。この2曲にはシャンソンにしかないある価値観が歌われている。
Monsieur William
Les dames de la poste
ウイリアム氏も郵便局のご婦人たちも、偶然だが最後に死ぬのだ。-
シャンソン独特の諧謔の精神が匂いたつとおもわれるのだが、いかがでしょうか?日本歌謡には、この種の内容はありえない。
今日はじめて気づいたのだがBarbaraはこの2曲両方をレパートリーに入れている。つまりBarbaraと私はある種の特異な価値観・人生観がぴたりとあっているのかもしれない。
歌詞の内容を知りたいって?時間的余裕のあるときに探してみます。多分すでにBruxellesが訳出していると思うので。
・・・・・・・・・
Les dames de la poste 和訳
Monsieur William 和訳
・・・・・・・・・

追記:シャンソンには無くて日本歌謡にある諧謔の精神はないものかと、今朝からいろいろ考えてみた。これなんかいかがでしょう?「お涙頂戴、ありがとう」ここのこの意味、フランス人にはわかるまい。
赤色エレジー あがた森魚
このあたりを深く追求すると、国民性の違いにまでたどり着くような気もする。

/////////////////
blogが見苦しくならないように、日時設定だけを更新しています。
したがって、書き込みの期日と、表示される期日とはかなりのずれを生じてきました。

本稿は2013年の末ごろに書いたもののように思います。
日付が2015年になっているのは、あくまでもBlog Top
画面の維持のためです。
2015年4月28日 追記日
2015年6月24日 追記
この記事は1年半以前の記事で
従ってこのblogは事実上1年半以上放置したままだったことになります。

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