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赤い嵩・彼の国で起きたこと(3)

赤い嵩・彼の国で起きたこと(3) 2004年11月11日 (Thu) 14:30:42

手紙が来た。次の土曜日Partyに行こうというお誘いだ。この前会ったベネズエラ人のラサッドの家で。差出人のSafiは、ドイツ人とアルジェリア人の混血。18区に住んでいる。体格もルックスも私好みで、それにどういうわけか親戚のような身近な親しみを感じる。話し方も声もとてもいい。Safi Mohamed、名前からしてイスラム教徒だ。車でピックアップに来てくれるという。どうしよう。行けないという返事を出しそびれている間に土曜日の4時が来た。SokはSok本人とアンコールワットしか知らない。背景は未確認。ノコノコ出かけるべきかどうか。ヴァンセンヌ城までなら、ちょっと走っていけば、今からでもまだ間に合う。どうしよう。
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ローランド・ジョフィ監督「キリング・フィールド」は映画人にはどのように評価されたのだろうか。
カンボジア人の通訳兼ガイド、ディス・プラン役のハイン・S・ニョールは、1984年度アカデミー賞助演男優賞を受賞している。彼はプロの俳優ではなく、元医師で彼自身映画の役そのままの悲惨な体験をしてきたらしい。その後1996年2月25日、ロサンゼルスの自宅前で銃殺されている。
原作はカンボジア内戦をルポし、プューリッツァー賞を受賞したニューヨークタイムスの記者シドニー・シャンバーグ。映画の中で本人は早々と脱出し、最初と最後にしか顔を出さない。したがって物語りはカンボジア人通訳とアメリカ人記者の友情という視点でしか表出できていない。

1993年5月の選挙の結果、シアヌークの息子ラナリットのFUNCINPEC党と旧ヘン・サムリン政権の人民党からなる連立政権が発足。ラナリットが第一首相、人民党のフン・センが第二首相となる。1993年9月23日、新憲法が公布され24日、シアヌーク国王を国家元首とする「カンボジア王国」が、23年ぶりに統一政権として復権した。
98年7月の総選挙で人民党のフン・センが首相の座についた。ポルポトは処刑ではなく1998年4月15日73歳で病死している。形勢不利になった派閥の常、ポルポト派は数年前から内ゲバで自己崩壊を繰り返し、イエン・サリ、キュー・サンファンら幹部も投降して、クメール・ルージュはほぼ壊滅した。同時にポルポトのHolocaustは時の流れの中に風化していった。ごく一部の人間を除いてポルポト派の息を浴びた人しか生き残れなかったからである。この国の国民は自分たちの罪を裁くことではなく、自分たちの罪も、被害も災難も忘れてしまうことによってしか、つまり時代そのものを風化させることによってしか、国家再生のスタートラインにつけなくなってしまっていたのである。

ポルポトが政権を奪われて、タイ国境に逃げたのが1979年、タ・モクが逮捕され、ポルポト派が完全消滅するのが1999年。何故20年間もの間いはば、老衰死するまで、生かされたのだろうか。
1991年のパリでのカンボジア和平協定には、ポルポト派のGenocideは一行も触れられていないし、人道的見地からの非難の声もこの時点ではまだもみ消されている。1993年UNTACが実施した総選挙をボイコット、サボタージュし、バングラディシュ、ブルガリア、日本、中国等からのPKO要員を殺害した辺りから、自ら馬脚を現した。
国会で1994年クメール・ルージュは非合法化され、1997年6月カンボジア政府は国連に、国際法廷の設置を正式に要請した。忘却の彼方から、どういった声が引きずり出せると言うのだろうか。

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「Banjoli」  Youssou N'Dour 別名モンタ・ヨシノリ?

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