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L'incendie criminel

L'incendie criminel 2004年12月15日 (Wed) 16:50:33

斜め向かいの人が、家から出てきて「ああ、燃えてるねぇ」とのんびりした声で言ってまた中に入った。何のことかと不思議に思っていると、近くに下宿している母方の従兄弟の予備校生が家に駆け込んできた。「Bちゃん、裏の家が燃えてるよ」
吃驚して裏に行くと波のような炎がこちらに向かっている。裏のアパートがすでに燃え上がっている。どどどうしよう。とりあえず電話。119番。早く来てほしいのにのんびりした口調で、ご住所は、お名前は、・・と聞かれる。消防署は近い。車で2分とかからない。まだかまだかと待ちながら、まず消火作業をしなければと、バケツに水を汲みにいく。チョロチョロとしか流れてこない。水圧が極端に下がっている。そこへ電話がかかってきた。姫神さんからだ。「あの、今、家が燃えてるから、また後で」と電話を切る。従兄弟の勝利は「オヤジに知らせて来る」と言って出て行った。田舎に住んでいるオヤジに知らせて、どうするつもりなんだろう。さて、何を持って逃げようかと思って、一旦表に出てみたら、一番端の家の人は、布団を前の道路に持ち出している。カンカンカンカン、カンカンカンカン。・・。もう一度裏に行ってみる。炎が大波のように家のトイレの屋根を舐めている。一刻を争う。表に出てみる。消防車が来た。
「こっちですよぉー」誘導する。消防士さんたちがホースを持って突進してくる。「この上に上がってください。炎が大波のように来ています」梯子をかけて消防士さん達が5,6人家の屋根に上がる。ホースは物凄く重くて一人では支えきれない。水をどこから確保するのだろう。消防士さんの声が聞こえる。「風圧××ミリバール」なるほど、ここまできたら水をチョロチョロ出している場合ではなく、勢いづいた炎の方向を変えるのが最善の策だ。もちろん水も出ている。

結局裏のアパートは全焼。我が家は屋根の瓦がずれて水浸しになったが、類焼は免れたようだ。炎は屋根瓦の半分を舐めていたが、室内まで入ってこなかった。消火がすんで、何台もの消防車が帰っていった。端の家の人は、結局布団を泥まみれにしてしまった。
騒ぎを聞いて天草がバイクでやってきた。何も知らない母が、のん気に帰ってきた。すぐ後に姫神さんが「のり」を持って火事見舞いにやって来た。電話を切られて、すぐに駆けつけたらしい。

何部屋あったか知らないが、40人くらいの人が焼け出された。夫婦喧嘩が原因の放火だった。木造平屋建てのアパートは2分もしないうちにボッと火が横に走り、すぐに縦に燃え上がる。炎に包まれるのはほんの一瞬の間にだ。火事は怖い。

2日前にもカンカンカンと次々と消防車が来た。表に出ると、むかえの院長が、引きつった顔で自転車に乗って走り出した。方向は院長が新しく建てた別宅の近くらしい。私も広い道路まで出た。吃驚した。煙がモクモクとあがっている。見たこともない物凄い煙だ。院長は角を曲がって煙の中へ突進して行った。

院長は「ああ、吃驚した」と言いながら、自転車で帰ってきた。82歳なのにとても元気な院長だ。またもや全焼だった。住宅街の真昼間。しかも消防署が近いのに。誰もすぐに気づいて119番しなかったのだろうか。
夕方のニュースで見たら、留守宅への放火だった。昨日報道カメラが来ていた。被害者宅の人たちは何度も警察に相談していたらしい。現在女のストーカーが事情聴取を受けている。
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Michel SARDOU 「Je vais t'aimer 愛の叫び」


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